菌ちゃん農法の畝に木材チップを入れてみた
先日、菌ちゃん農法に取り組むために畑を耕し、土を円錐状に盛り上げて畝の準備をしました。
菌ちゃん農法については、以前こちらの記事でも紹介しています。
▶︎ 菌ちゃん農法について
今回は、その畝に糸状菌のエサとなる木材チップを入れていきます。
【写真:木材チップを入れる前の畑】

畑には、土を盛り上げた場所を5か所作りました。
ここへフレコンに積み込んだ木材チップを運び、盛り上げた土の上に台形状になるよう積み上げていきます。
【写真:今回使用した木材チップ】



今回のチップは、細かなものだけでなく、樹皮や少し大きめの木片も混ざっています。
手に取ってみると、大小さまざまな木片が入っていることがよく分かります。



菌ちゃん農法では、こうした木や落ち葉などの有機物を糸状菌のエサとして利用し、微生物が働きやすい土をつくっていきます。
最近紹介されている方法では、木材チップを畝の表面に置くだけでなく、畝の上部の土と混ぜる方法も勧められています。
チップと土を混ぜることで、乾燥する時期や気温の低い時期でも、糸状菌が活動しやすい環境をつくることが目的です。
また、新しい木材チップは植物の発根に影響する場合があるため、できれば少し時間がたった古いチップが適しているそうです。
今回はフレコンのおよそ4分の3ほどの木材チップを使用しました。
すべて手作業で運び、5か所の畝に広げるまでにかかった時間は約2時間。
実際にやってみると、木材チップは見た目以上に量があり、運んで広げる作業もなかなか大変でした。
それでも、土だけだった畝の上に木材チップが広がると、畑の雰囲気が一気に変わりました。



これから木材チップと土をなじませ、必要に応じて土をかぶせたり、黒マルチで覆ったりしながら、糸状菌が育ちやすい環境をつくっていきたいと思います。
ちなみに、チップは8ヶ月前に作ったもので、発酵は止まってます。
この木材チップが少しずつ分解され、土の中に菌糸のネットワークが広がっていくのか。
そして、この畝で育てる植物にどのような変化が現れるのか。
すぐに結果が出るものではありませんが、土の状態を観察しながら、今後も変化を記録していきたいと思います。
微生物の力を借りて土を育てる。
菌ちゃん農法の実験は、まだ始まったばかりです。
この後の予定は、米糠を上にまく→籾殻と菌床を混ぜたものを上に盛る→ダンボールで覆う
(水の侵入を防いで、菌糸の成長をしやすくして来年の春に向けて圃場を整えたいと思います。
