シルバーウィークなので長崎へ

鳥取砂丘から出雲大社へ シルバーウィークのバイク旅 前編

2026年9月19日〜22日

今年のシルバーウィークは、19日の午後からバイクに乗って鳥取を目指しました。宿は先に決めすぎず、行けるところまで走ってから探す旅です。

■ まずは鳥取まで走ってみる

前の週に天橋立まで行っていたので、「だいたいあの辺りまでは走れる」と分かっていました。初日はその先の鳥取まで。宿に選んだのは「ホテルファインシエル鳥取砂丘1号店」。いわゆるラブホテルです❤️

時代は変わりましたね。こういうホテルも、旅人が普通に泊まる選択肢になっているんですね😀

■ 方言の階段を登って、鳥取砂丘へ

20日はいざ鳥取砂丘へ。砂丘へ向かう階段には方言で書かれた言葉があって、思わず足を止めました。方言っていいですね。言葉の意味だけではない、伝わる力がある気がします。

龍馬の「日本の夜明けぜよ」も、「日本の夜明けです」では、あの勢いが出ませんよね。そんなことを考えながら階段を登りました。

写真説明:鳥取砂丘へ向かう階段。方言の文字が目に留まりました。


写真説明:階段を越えると、目の前に広がる鳥取砂丘。

鳥取砂丘は、実はこれで2回目。それでも、何度見ても圧巻の景色です。

帰りに駐車場で料金を払うと、キャッシュレス決済が普通に使えました。前の週の有馬温泉では現金払いが続いたので、その違いも妙に印象に残りました。

■ 白兎神社で知った、傷を癒やす神話

ここからは神話の世界へ。次に向かったのは白兎神社です。

写真説明:白兎神社のうさぎ。境内ではあちこちで白兎の姿に出会えます。

写真説明:白兎神社の案内板。神話の舞台を歩いている実感が湧きます。

因幡の白兎の話は知っていましたが、傷を癒やす物語として見たことはありませんでした。ワニに皮を剥がれて苦しむ白兎に、大国主命が体の洗い方と蒲の穂を使う方法を教え、白兎は回復します。白兎は後に大国主命と八上姫の縁を取り持つことにもなります。

縁結びの神様という印象が強かったのですが、ここには傷が治る話もあったんですね。神話を知ってから歩くと、見えるものが少し変わります。

■ 倉吉の町並みを抜けて出雲へ

忘れてはいけないのが倉吉市。雰囲気のあるお店が並んでいましたが、時間が早く、まだ開いていないところがほとんどでした。弁財天さんにご挨拶して、出雲へ向かいます。


写真説明:倉吉で目に留まった建物。歩いてみたくなる町並みですね😍

道中は、風力発電の風車がニョキニョキと続きます。「風力発電の里ですか?」と言いたくなるほど。その間を抜けて、いよいよ出雲国へ。

鳥取側では無料で走れる区間が続くのに、島根に入ると有料区間もある。走りながら、「ここはどうして違うんだろう」と気になりました。道路ごとに事情があるのでしょうが、福井の中部縦貫道が無料なのはありがたいなあ、とも思います。

■ 稲佐の浜から出雲大社へ

出雲では、教えてもらった参拝の順番を思い出しながら、まず稲佐の浜へ向かいました。波の向こうに浮かぶ弁天島に一礼し、砂を少しだけ袋に入れます。出雲大社へ持って行くための砂です。海から神社へ向かうというだけで、いつもの神社参拝とは少し違う気持ちになりました。

写真説明:稲佐の浜にて。ここから出雲大社の参拝へ。
写真説明:出雲大社へ続く町並み。遠くに大きな鳥居が見えます。

出雲大社では、勢溜の大鳥居で一礼。参道の端を歩き、まず祓社にお参りしました。それから手水舎で手を清め、拝殿、御本殿前の八足門へ。出雲大社の作法は、普段よくする二礼二拍手一礼ではなく、二礼四拍手一礼です。一つひとつを意識してお参りすると、急いで通り過ぎるのとは違う時間になります。

御本殿の周囲も巡って、最後は本殿裏手の素鵞社へ。ここで稲佐の浜から持ってきた砂を社殿の床下に納め、そこにある御砂を少しいただきました。砂を持って行って交換するという体験が、海辺からここまでの道を一本につないでくれたように感じます。

素鵞社の背後には、禁足地とされる八雲山があります。そこから突き出た岩にもそっと触れることができました。順番にお参りして、御砂もいただいて帰ることができ、静かで素敵な時間でした。

ところが参拝を終えて国道9号線へ向かうと、また怪しげな雲が。参拝している間はいい天気だったのですが😀

■ 山口で出会った、温かいお好み焼き屋さん

そこから無料の高速道路や下道を使って山口県へ。思った以上に時間がかかりました。

偶然見つけたお好み焼き屋さんに入ると、店内は満席🈵。でも親父さんが「予約まで45分あるから、それまでならいいですよ」と席を空けてくれました。実は朝から何も食べていなかったので、このひと言が本当にありがたかったです。

写真説明:ようやくありつけた、お好み焼きです🥰チャーハンも一緒に。空腹にしみる夕食でした。

お好み焼きとチャーハンがめちゃんこ美味しい。夢中で食べていたら、「慌てなくていいですよ」と親父さん。お腹も心も満たされました😃

■ 宿探しの末、翌日は雲仙へ

翌日は長崎を目指したかったので、できれば福岡か長崎で宿を取りたいところ。でもシルバーウィークで、なかなか空きが見つかりません。おまけに宿探しのアプリまで動かない😂

食事を終えてもう一度開くと、今度は動きました。長崎県のニューステーションホテルが1万円前後で泊まれると表示されたので、すぐに予約。山口県を午後7時ごろに出て、200km走り午後9時過ぎにはホテルに入れました。インターを降りて10分ほどという立地にも助けられました。ガソリンも満タン😂
ここで素敵なことに大浴場があったんです☺️サイコーにいい いいよ〜 すごくいい
ちょっと調べ物をしてガッツリ寝ました😴

翌日は、予定になかった雲仙もコースに加えることに。ルートを調べてもらいながら走っていると、畑の土の色が目に飛び込んできました。赤みを帯びた、こちらではなかなか見ない風景です。以前この辺りを通ったときにも印象に残っていて、今回も畑を見て回りました。

あとで調べると、雲仙市の愛野町には、客土した赤土でジャガイモを育てる地域があります。「愛の小町」というジャガイモは、薄赤くつやのある皮が特徴だそうです。同じ雲仙市でも南串山町では、斜面に広がる棚畑でジャガイモやレタスが作られています。島原半島全体では大根、ニンジン、イチゴなども生産され、火山と海に囲まれた土地が大きな農業地帯になっています。

走りながら見た畑の土がどの種類なのかまでは分かりません。でも、土の色や畑の形に目がいくと、「ここでは何を、どう育てているんだろう」と気になってきます。勝山で土づくりを考えているせいか、旅先でも畑を見る時間が楽しい。神話をたどった旅の終わりに、今度は雲仙の土と作物が待っていました。

雲仙から長崎へ。ここから先は後編に続きます。

続く:雲仙から長崎へ

参考資料(ブログ本文末尾に必要に応じて記載):
・出雲大社 よくあるご質問 https://izumooyashiro.or.jp/faq
・出雲大社 御本殿周辺の参拝 https://izumooyashiro.or.jp/archives/faq/7882
・雲仙市 雲仙ブランド https://www.city.unzen.nagasaki.jp/kankou/kiji0032613/index.html
・雲仙市 南串山地区 https://www.city.unzen.nagasaki.jp/kiji0035034/index.html
・長崎県 島原地域 https://www.pref.nagasaki.jp/doc/page-475048.html

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