今年の紅葉は最高に色が綺麗ですね
—— 石川県・那谷寺で感じた「赤」の深み
今年の紅葉は、本当に色づきが素晴らしいですね。
先日、石川県小松市にある 那谷寺(なたでら) へ足を運んできましたが、赤や橙、黄金色のグラデーションが、まさに最盛期の輝きを放っていました。
特に印象的だったのは、石像の肩にそっと落ちた紅葉や、苔むした緑の上に映える真紅のモミジ。自然と時間が止まったような、なんとも言えない美しいコントラストです。写真を撮る手が止まらないほど、どこを切り取っても絵になりました。
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朝早く出たからこそ味わえた「静けさ」
数年前に訪れた際は、駐車場に入るまでかなり待たされた記憶がありました。
そこで今回は少し早めに家を出発し、8時出発 → 9時半過ぎに到着。
そのおかげで、ギリギリ並ばずに駐車でき、混雑前の落ち着いた雰囲気の境内を歩くことができました。朝の澄んだ空気の中で見る紅葉は、鮮やかさが一段と際立ちます。
冷えた体に沁みた、門前町・花山亭の「山菜そば」
境内を歩いていると、石段や崖地形が多いため、足元は冷え込みます。
ちょうど参拝を終えた頃、門前町にあるお店でいただいた 山菜そば が、体の芯から温めてくれました。
湯気と一緒に立ち上る山菜の香りが心地よく、冷えた体に染み渡る一杯。紅葉狩りの締めにぴったりでした。

歴史 × 文化 × 紅葉が共鳴する場所
那谷寺は、自然の地形を生かした独特の境内が特徴です。
● 那谷寺の歴史
創建は奈良時代の717年。
泰澄(たいちょう)大師がこの地に「花山院」を建立したのが始まりとされます。平安時代には花山法皇が参詣し、寺名を「那谷寺」と改めたと伝わっています。
険しい奇岩や洞窟、池泉回遊式庭園、重要文化財の三重塔など、長い歴史の中で育まれた文化財が点在し、どこを歩いても歴史の息遣いが感じられます。
紅葉に彩られた岩壁や伽藍を見ると、「自然と信仰が共に生きてきた場所」だということが、じんわりと伝わってきます。
泰澄大師は平泉寺も含めて共感しますね
入場券1000円なのに、この賑わい
驚いたのは、入場料が1000円にもかかわらず、平日の午前にもかかわらず非常に多くの観光客が訪れていたこと。
そして印象的だったのは、外国人観光客よりも 圧倒的に日本人が多かった という点です。
「今年の紅葉は絶対に外せない」と、多くの人が同じ思いで訪れているようでした。
今年の紅葉は格別でした
鮮やかな赤、温かみのある橙、苔の深い緑。
これほど色に深みのある紅葉は久しぶりで、思わず何度も足を止めて見入ってしまいました。
那谷寺の紅葉は「派手さ」ではなく、
自然 × 文化 × 歴史 が織り成す“奥行き”の美しさ。
今年の紅葉の鮮やかさは、まさにその魅力を最大限に引き出してくれた気がします。
また来年も、この場所に訪れたくなる。
そんな旅になりました。
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